新型コロナの全国的な蔓延により、
岐阜県内の小学校、中学校、高校が3月2日より休校となります。
是非はともかく、緊急事態ですね。
あらゆる方面に余波が飛ぶわけですが、
もちろん教育の現場も例外ではなく。。。。
小学生、中学生にとっては、
学年ごとに単元が進むので、
例えば中学2年生の履修範囲は、
2年生のうちにやる必要があります。
しかし、2月末の時点では、
3月に行う予定だった単元が残ったままになってしまいます。
残ったまま、休校となるのです。
その残った単元は、新学期が始まってからでは学校では補えず、
自宅学習で補うしかありません。
そのため、個別指導のウイングでは、
3月は、その範囲を中心に取り組むことになります。
大事になってくるのは、
中学2年生にとっては、数学の『確率』英語『受け身形』
中学1年生にとっては、英語の『過去形』理科の『大地』などです。
いずれも入試を見据えた上で大切なところになるので、
おろそかにはできない範囲であります。
また高校受験は予定通り行われるとのことなので、
3月10日に公立高校の受験を控える中学3年生にとっては、
まだこれからが本番。
体調には格別の注意を払いながら、
最後まで追い込まなければいけない時期でもあります。
また、高校生にとっては、
多くの学校で学年末テストが取りやめという事態になりました。
最後の定期テストということで、
評定を上げるためにかなり努力をしてきた生徒が大勢います。
そのため、学年末テストの中止とは、
かなり悔しいことだと思います。
ただ、その努力は決して無駄にはなりません。
それを次なる大きな舞台への糧としてもらいたいものです。
そしてまずは、進級に向けての春課題をこなしていくことが必要になります。
また、4月より中学に進学する予定の小学6年生にとっても大切な時期になります。
順調に中学の勉強が進められるように、
3月はその準備に当てる期間になります。
小学生のうちにやっておかないといけない復習。
円滑に中1の内容を進めることができるように予習。
特に英語と数学ですね。
などなど、問題は山積みの今回の騒動ですが、
一つ一つ個別に問題に対処しながら、
克服していくことが肝要です。
個別指導のウイングでは、
3月も通常通り行う予定でいます。
自習スペースも設けてありますので、
自宅学習期間を意義あるものにしていきたいと思っています。